テオドリック王廟
(ラヴェンナの初期キリスト教建築物群)
テオドリック王廟は、イタリア・ラヴェンナにある「ラヴェンナの初期キリスト教建築物群」の8つの構成資産のひとつです。
テオドリック王廟
テオドリック王廟は、東ゴート王国の創始者テオドリックによって、520年に建設され、王の生存中に建設されました。526年にテオドリックが亡くなると、王廟に埋葬されましたが、異端者の墓であるとして遺体は取り除かれました。
王廟は、イストリア産の石灰岩の切石による組積構造で、直径約11mのドームは一枚岩でできています。2層構造で、内部には、紫斑石の石棺が残っていますが、遺品や副葬品などはありません。また、東ゴートのスタイルで建設されているため、キリスト教芸術やビザンツ建築に見られるモザイクはありません。
「テオドリック王廟」のデータ
国名 | イタリア |
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世界遺産名 | ラヴェンナの初期キリスト教建築物群 |
名称 | テオドリック王廟 |