ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸
ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-

ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸は、2016年トルコ・イスタンブールで開催された第40回世界遺産委員会において登録された「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献―」の17件ある構成資産の一つです。

ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸とは

フランス・パリにあるラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸は1925に建設された邸宅でル・コルビュジエ作品の中でも初期のもので、彼が構想した5原則・ピロティ、屋上庭園、水平連続窓、自由な平面構成、自由なファサードが全て揃う住宅です

ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸ですが、外見は1つの建物に見えますが、実際には、ラ・ロッシュ邸とジャンヌレ邸の2つの邸宅が入っています。
まず、ラ・ロッシュ邸は、銀行家であり美術コレクターのラウル・ラ・ロッシュのために設計した邸宅、そしてジャンヌレ邸は、兄であるヴァイオリニストのアルベール・ジャンヌレのために設計した邸宅です。
二つの邸宅は、中で完全に分かれており、ラ・ロシュ邸は、美術コレクターであるラ・ロシュが絵画などの美術品を飾ることを想定して設計された造りとなっています。

【世界遺産】ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸 | ル・コルビュジエの建築作品

photo credit: Radomir Cernoch Maison La Roche via photopin (license)

現在、ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸は、ル・コルビジエ財団の本部となっています。ジャンヌレ邸は、事務所となっているため見学はできませんが、ラ・ロッシュ邸側は見学することができます。室内には、ラ・ロシュが収集した美術品やコルビュジエの絵画などが展示されており、建物だけでなく美術作品も楽しめる場所となっています。

ギャラリー

「ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸」のデータ

   
国名 フランス
世界遺産名ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-
名称ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸

 

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