リヴァプール大聖堂

ホープ・ストリート南の丘に聳える、高さ101mの塔を持つ国内最大級の英国国教教会寺院。1904年に建築が始められ、1978年に完成しました。ロンドンのセント・ポール大聖堂の約2倍の大きさで、英国国教会の聖堂としてはヨーロッパ最大規模を誇っています。

ゴシック様式の高いアーチや9700本以上のパイプを持つパイプオルガン、最重量のベルなど英国一が揃った大聖堂です。塔からは遠くウェールズの山並みが見渡せます。

ゴシック様式の巨大なリヴァプール大聖堂

リヴァプールのランドマーク的な存在のゴシック様式の大聖堂。ロンドンのバターシー発電所などの建築を手がけたジャイルズ・ギルバート・スコットが設計しました。

マージー川を見下ろす高台に聳える迫力の大聖堂はカンタベリー大聖堂やヨーク大聖堂など大きな大聖堂がたくさんある英国の中でも格段の大きさです。

大聖堂の着工から完成まで途中戦争で中断したこともあり70年かかっています。設計者ジャイルズの生存中に完成することはなく孫のジョージ・ギルバート・スコットに引き継がれています。

20世紀に造られたリヴァプール大聖堂の見どころ

巨大な大聖堂の外観

巨大な大聖堂は全幅約70m、奥行約190m、高さ約100mあり、砂岩造の大聖堂は重々しく立派な姿に圧倒されます。街のどこから見ても目に付くので目印代わりに大聖堂の姿を覚える人も多いようです。

世界一の重量のベルを持つ塔

ベルは地上より67mにあり、重量は31.5トンと世界一の重さを誇っています。塔にはエレベーターで昇ることができ、登ると展望台に名手織り目の前に広がるパノラマはリヴァプールを一望でき壮観です。

格段のスケールと壮麗さを持つ内部

聖堂内は荘厳で壮麗な雰囲気が、清らかな心を取り戻してくれるような感覚にとらわれるとともに壮大さに迫力も感じられます。長さ61mの翼廊があり、西翼廊はショップやカフェが連なり、東の翼廊の北側には戦没者記念礼拝堂があります。

100mを超える巨大なホールの美しさも惚れ惚れするほど。アーチの高さは53mあり、この高さも英国一です。何本も建つ太い柱の上にはリブ・ヴォールトの美しいアーチも見応えがあります。柱に刻まれた女神の姿も壮麗です。

壮麗な細工が見事な主祭壇

ザ・ウェル、ブリッジ、西翼廊、セントラル・スペース、東翼廊、内陣の先には主祭壇があります。上部には「磔のキリスト」が彫刻、下部には最後の晩餐の彫刻も施されています。細部にまでこだわった凝った作りが印象的です。また両横にある絵も教会にしては現代的です。

英国最大のパイプオルガン

大きなパイプオルガンは礼拝堂の上部両側にも9700本ものパイプがあり、奏でる音は深く響き渡ります。運がよければ聖歌隊のコーラスや鐘の音と共に響き渡る瞬間に遭遇できるかも。

近代的デザインのステンドグラス

photo credit: Liverpool Cathedral Western Window via photopin (license)

photo credit: Liverpool Cathedral Western Window via photopin (license)

巨大なアーチを彩る、大きく壮麗な光を放つステンドグラスがたくさん配されています。細かな装飾がされたステンドグラスには息を飲むほどです。約70年前に作られたステンドグラスは色使いも鮮やかですが、清楚な感じのものもありとても魅力的です。

優しい雰囲気に包まれるレディーチャペル

イギリスの伝統的な礼拝堂です。この聖堂の中で最も古く規模は小さいですが、隅々まで手の込んだ装飾が施されています。聖母マリアのステンドグラスも置かれ、とても優しい光を放っています。

赤くキュートな電話ボックス

思わず吹き出しそうになるほど大聖堂の荘厳な雰囲気とアンバランスな電話ボックスが教会の奥に設置されています。ロンドン名物の一つの赤いボックスで大聖堂の設計者ジャイルズ・ギルバート・スコットが設計したものです。

まとめ

ジョン・レノンの追悼ミサやポール・マッカートニーのクラシック公演などが行われています。(ポールが11歳の時、リヴァプール大聖堂聖歌隊のオーディションで不合格になっている話は有名です。)

入場する時には日本語のパンフレットとオーディオガイドを貸してくれるので聖堂について詳しく知ることができます。入場料無料(ドネーションは必要)で、カフェやショップなどの施設も充実しています。もちろんビートルズグッズもたくさんあり、ショップの上にステンドグラスという面白い風景もここならではです。近代建築で英国最大の大聖堂に気軽に訪れてみてくださいね。

「リヴァプール大聖堂」のデータ

   
国名 イギリス
世界遺産名海商都市リヴァプール
名称 リヴァプール大聖堂
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