キラウェア・イキ・クレーター
ハワイ火山国立公園

キラウエア・イキ・クレーターはキラウエア・カルデラの東側にある直径約1.6キロメートルのクレーターです。イキとはハワイ語で「小さい」という意味を表します。1959年に噴火し、沸き立つ溶岩が570メートルにも達したそうです。

キラウエア・イキ・トレイル

【世界遺産】キラウエア・イキ・クレーター | ハワイ火山国立公園

photo credit: Honeymoon via photopin (license)

現在はすっかり落ち着いているキラウエア・イキ・クレーター。キラウエア・イキ展望台からはこのクレーターの様子がよくわかります。クレーターの底には1本の白い筋のようなものが見え、時折人が歩いている姿が見られます。この公園内で最も人気のある6.4キロほどのトレイルです。

サーストン溶岩洞の駐車場から火口へ下るトレイルがあり、約120メートルを一気に下ります。底はガチガチに固まっているようですが、地下には今だマグマがうごめいているといいます。所々白い煙を上げる小さな噴気孔や、波打つ溶岩、ひび割れたようなクラックなどを見ながら火口の底を横切ります。生きている火山の火口を歩く、とても貴重な体験ができる場所です。

デバステーション・トレイル

サーストン溶岩洞とチェーン・オブ・クレーターズ・ロードの間にデバステーション・トレイルはあります。駐車場からしばらく林の中を歩きますが、やがて、荒涼とした風景が目の前に現れます。キラウエア・イキが噴火した際に辺り一面焼け野原となってしまったのです。しかしそんな大地にも今では植物が再び自生し始めています。

このトレイルを進むとプウ・プアイ展望台に出ます。ここは噴火の際にできた噴石丘で、キラウエア・イキ・クレーターを見下ろせます。往復30分ほどの整備された歩きやすいトレイルなので、ぜひ歩いて見てください!

「キラウェア・イキ・クレーター」のデータ

国名 アメリカ
世界遺産名ハワイ火山国立公園
名称キラウェア・イキ・クレーター

 

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