ジャスパー国立公園
(カナディアン・ロッキー山脈自然公園群)



カナダのアルバータ州とブリティッシュ・コロンビア州にまたがる「カナディアン・ロッキー山脈自然公園群」は、7つの自然公園から成る総面積2万3401km²の広大な山岳地帯です。

なかでも、東京都のほぼ5倍に相当する1万878km²という最大面積を誇るのが、このジャスパー国立公園です。この公園は、バンフ国立公園に遅れること20年、1907年に国立公園に指定されました。

3000m級の山々に守られた公園内には、現在でも人跡未踏の地が70%も残り、山や氷河、氷河湖や滝のスケールは、バンフをも凌ぎます。

ロッキー山脈最大の氷原「コロンビア大氷原」

ジャスパー国立公園|カナディアン・ロッキー山脈自然公園群ジャスパーの町から100kmほど南東、カナディアン・ロッキーで2番目に高いコロンビア山の周辺一帯にはコロンビア大氷原が広がります。総面積 325km²、厚さ300m以上にも達する、ロッキー山脈最大の氷原です。この氷原から流れ出す川は、北は北極海、西は太平洋、東は大西洋へと注ぎ込みます。

広大なコロンビア大氷原は、これらの川の源流になっているだけでなく、大小さまざまな氷河の起点にもなっています。なかでもアサバスカ氷河は、先端がハイウェイのすぐ近くまで下りてきているため、世界でもっとも手軽に、そしてもっとも間近で見ることのできる氷河として知られています。

また、コロンビア大氷原から解け出した水は、全長約20kmにも及ぶマリーヌ湖など、多くの氷河湖も形成しました。野生の動植物にとって、ジャスパー国立公園は楽園の一つなのです。

公園は標高に応じて、山地帯、針葉樹が多い亜高山帯、低木類が中心の高山帯という、3つの植生帯に分かれています。動物は亜北極気候という環境に適応した、シロイワヤギ、ビッグホーン・ シープ、さらにはグリズリーハイイログマやオオカミなどが生息しています。

この周辺がジャスパー国立公園に指定され、整備されるまで、この地を訪れる者は、ごく少数の猟師と毛皮商人だけだったといわれています。

カナダの世界遺産 カナディアン・ロッキー山脈自然公園群

 

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