ジェーン・オースティン・センター
バース市街

ジェーン・オースティン・センターは日本人にも人気の作家ジェーン・オースティンの生活風景などを紹介した記念館です。1801年から約5年間バースに滞在していたころの生活振りやバースに与えた影響などが展示されオースティンファンには必見のスポットです。

ジェーン・オースティンとは?

【世界遺産】ジェーン・オースティン・センター | バース市街
photo credit: SANY0058 via photopin (license)

ジェーン・オースティンは1775年12月16日にイングランド南部のハンプシャー・スティーブントンに生まれ、18世紀から19世紀のイングランドの中流社会を舞台とした小説で人気を博した女流作家です。代表作には『高慢と偏見』、『エマ』、『マンスフィールド・パーク』などがあり、映画化された作品も数多くあります。

近代イギリスの長編小説の頂点と評価され、人物のリアルな描写と軽妙なストーリー展開を皮肉と愛情を交えた作風が魅力です。また、彼女の作品の多くはバースでの暮らしが題材になっていたようです。

オースティンの世界満載の展示

小さな博物館ですが内容が濃く、彼女の映画で使われた服や小物、直筆原稿をはじめ、当時の暮らしぶりまでが垣間見られます。ビデオを見たり、19世紀の衣装を着たガイドさんの説明を聞いたり、とっても楽しくジェーン・オースティンについて触れることができます。ジェーン・オースティンや映画ファンの方には興奮のひとときになること間違いなしです。

入口では彼女のマネキンが出迎えてくれ、映画の衣装はもちろんですが映画の俳優の写真や撮影風景の展示や扇子を使ったボディーランゲージの展示、羽ペン体験など楽しく見学できる工夫もされています。

素朴な英国らしさを感じるティールーム

センター内のリージェンシー・ティールームではアフタヌーンティーが楽しめます。田舎の気取らないティールームの雰囲気で、彼女の作品に因んだメニューもあります。英国紅茶教会に登録されているバースの2軒の内の1軒なので紅茶好きの方はぜひ訪れてみてください。(もう一軒はローマ浴場博物館のパンプ・ルームです。)

また、ギフトショップでは、英字の本や小物、アクセサリーなどもあるのでゆっくりお土産探しもできます。

まとめ

ジェーン・オースティンの生い立ちからバースでの暮らし、作家人生などジェーンの色々な顔に触れることができる素敵な記念館です。

センターのある建物の区画は現在イングリッシュ・ヘリテッジの第二級指定建築物として保護されています。淡い蜂蜜色が美しいバース・ストーンの建物や色鮮やかなお花が飾られ美しい景観が広がっています。歴史を感じながら少し散策してみてはいかがでしょう。

「ジェーン・オースティン・センター」のデータ

国名 イギリス
世界遺産名バース市街
名称ジェーン・オースティン・センター

 

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