ヘッチ・ヘッチー
(ヨセミテ国立公園)
ヨセミテ国立公園の北西部にヘッチ・ヘッチーと呼ばれる場所があります。ヨセミテバレーにも劣らない素晴らしい渓谷があったと言われているのですが、1923年にサンフランシスコの水を確保するため、オショーネシー・ダムが造られ、半分ほどが湖底に沈んでしまいました。
当時は自然保護団体との間で開発か保護かで大論争となりましたが、第28代大統領ウィルソンがダム建設に署名し、ダムが建設されることになりました。このことがアメリカの国立公園局が発足するきっかけになったと言われています。
ヘッチ・ヘッチー貯水池周辺にはいくつかの滝もあります。ワパマ滝は岩場をぬって落ちてくるような滝で、歩道橋の下を貯水池へ落ちていきます。春の水量が多い時期は歩道橋を水しぶきを浴びながら歩くことができます。
「ヘッチ・ヘッチー」のデータ
国名 | アメリカ |
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世界遺産名 | ヨセミテ国立公園 |
名称 | ヘッチ・ヘッチー |