五箇山合掌造り集落
白川郷・五箇山の合掌造り集落

基本情報
名称五箇山合掌造り集落
世界遺産名白川郷・五箇山の合掌造り集落
国名 日本

富山県南砺市にある五箇山合掌造りのうち、相倉(あいのくら)集落と菅沼(すがぬま)集落は、岐阜県内の庄川流域のみに存在する合掌造り家屋の集落である白川郷とともに、独特の景観をなす集落が評価され、世界遺産に登録されています。

日本の原風景「五箇山合掌造り集落」

五箇山には、旧上平村にある菅沼集落、旧平村にある相倉集落、という2種類の集落があり、これらは国の重要文化財にも指定されています。数々の合掌造り家屋のほかに、寺院、神社、その神社の社叢、土倉、板倉などの歴史ある建造物、水路なども貴重なものとして保存されています。昔ながらの景観を保たれているため、そこには都会とは切り離された静かな空間が存在します。

特に五箇山は幕府や他の藩から監視の目をくぐり抜けられる場所だったことから、火薬の原料である塩硝を作るのに適していました。そのため、塩硝が合掌造り家屋の中で隠れて作られていました。

「五箇山合掌造り集落」の関連情報

世界遺産五箇山の伝統と暮らし BBC記者が取材

富山県の山間に位置する五箇山を紹介するこの動画は、伝統的な合掌造りの集落が、かつての養蚕業から持続可能な観光業へと進化を遂げた姿を描いています。ユネスコ世界遺産にも登録されたこの地域では、江戸時代から続く歴史的な建築様式が地域住民の手で大切に守られており、厳しい冬に耐える独自の知恵を今に伝えています。また、日本最古の民謡とされる「こきりこ節」や仏教の教えに基づいた楽器の演奏といった伝統文化の継承も、この地の魅力を支える重要な要素となっています。全体を通して、近代化の流れの中でも失われなかった古い日本の原風景と精神性を、現代に繋ぎ留める人々の営みが叙情的に綴られています。

「五箇山合掌造り集落」のデータ

国名 日本
世界遺産名白川郷・五箇山の合掌造り集落
名称五箇山合掌造り集落

 

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