フスタート

フスタートは、かつてエジプトの首都として繁栄していた都市で、エジプトの世界遺産「カイロ歴史地区」のオールドカイロにあります。

フスタートとは

フスタートとは、テントまたは野営地を意味しています。アラブ軍総司令官アムル・イブン・アル・アースがエジプトを征服する際に、同地にテント(野営地)を立て、進軍しエジプトを攻略しました。攻略後、テントを設置した場所を首都と定め、フスタートと名付けられました。

フスタートは、642年から969年までエジプトの首都として、行政、宗教、学問、商工業の中心地として繁栄しました。969年ファーティマ朝がエジプトを征服すると、新しい首都としてカイロが建設されますが、フスタートは首都が移転した後も、商工業、学問の中心地としての地位を維持し続けます。

しかし、1168年フスタートは灰燼となります。エルサレム王国アモーリー1世から攻撃を受けた際、ファーティマ朝の宰相が降伏を拒み、火をつけることを命じます。長きに渡り繁栄をつづけたフスタートは、ここに幕を閉じることとなりました。

現在、フスタートは廃墟のまま保存されています。フスタート遺跡からは、東方の陶磁器などが出土されており、フスタートがシルクロードに繋がっていたことが発掘調査から分かっています。

エジプトの世界遺産 カイロ歴史地区

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