モンテの砦
マカオ歴史地区

モンテの砦は中国の特別行政区マカオにあり、世界遺産「マカオ歴史地区」を構成する場所のひとつです。海抜52mの丘の上にあり、聖ポール大天主堂跡の横にあるエスカレーターから行くことができます。

モンテの砦とは?

モンテの砦は、1617年から1626年にかけてイエズス会修道士によって建造された軍事要塞で、総面積は約8000㎡、四方を防壁に囲まれています。中国側に面した北側の壁だけが低く造られ、砲台も設置されていません。東・西・南側には合わせて20台以上の大砲が設置されていて、どの方向からの攻撃にも対応できるようになっています。1922年にはここから放たれた大砲の弾がオランダ軍火薬庫に着弾し、勝利に貢献しました。

1623年にイエズス会からマカオ総督の手に渡ってからは、18世紀半ばまでは総督官邸が置かれ、1960年代にポルトガル軍が撤退するまで軍事施設として使用されてきました。

 

マカオ市内や中国大陸まで一望できる絶景スポットです。マカオの夜景を見たい方はここに来るのがおすすめですよ。グランド・リスボア(マカオのカジノの大きな建物)に大砲が向けられているように見える場所がありますが、もちろんそういうつもりじゃありません。

「モンテの砦」のデータ

国名 中国
世界遺産名マカオ歴史地区
名称モンテの砦

 

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