エマヌエル教会
(ラリベラの岩窟教会群)
エマヌエル教会は、1978年にエチオピアの世界遺産に登録された「ラリベラの岩窟教会群」の構成資産のひとつです。
エマヌエル教会とは
諸説ありますがラリベラの岩窟教会群の中で、一枚岩を刳り貫いて最初に完成したのがエムヌエル教会といわれています。エマヌエル教会は、かつて王家の礼拝堂だったと考えられおり、ラリベラの岩窟教会群の中で最も美しいと讃えられている教会です。
外壁には、水平と垂直のラインが強調した凹凸が施され、窓の形は、典型的なアクスム様式の特徴がみられます。教会内部は、身廊と側廊にはアーチ型天井が架かっており、初期キリスト教会の建築様式との共通点が見られます。
ラリベラの岩窟教会群は、エチオピアのキリスト教徒なら一生に一度は訪れたい場所で、現役の宗教施設です。また、教会には今でも司祭や修道士が暮らし、日々祈りを捧げています。教会を訪れる際は、神聖な場所であることを念頭に入れ見学してください。また、教会によっては、女性が入れないところもありますので気を付けてください!
「エマヌエル教会」のデータ
国名 | エチオピア |
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世界遺産名 | ラリベラの岩窟教会群 |
名称 | エマヌエル教会 |