ダラム大聖堂



ダラム大聖堂はイギリス・ダラムにあるイングランド国教会の大聖堂で、ダラム城のそばに建てられています。共に世界遺産に登録されました。

ダラム大聖堂の建築

1039年に建設されたノルマン様式の聖堂で、12世紀後半に盛んになったゴシック建築の先駆けといわれています。ヨーロッパでも屈指の精巧な建築物です。

大聖堂には、数々の奇跡を起こしたと後世に伝えられている聖カスバート(7世紀)の聖遺物や、「イングランド教会史」を著した聖ベーダの遺体が保存されています。元々、聖カスバートの聖遺物はリンデスファーン修道院にありましたが、ヴァイキングの襲撃によりこの地に逃れてきたといいます。

塔部分は325段もの階段を登らなくてはなりませんが、見晴らしは素晴らしいもので、多くの観光客が訪れます。

ダラム大聖堂にまつわる歴史

ダラム大聖堂の主教は、聖職者であると同時に領地を所有していた権力者で、その地では一大勢力を誇りました。今でも地位は高く、英国国教会では第4位の地位にあります。

1650年のダンバーの戦いにおいて、チャールズ2世率いるスコットランド軍に勝利したオリバー・クロムウェルは、3000人の捕虜をダラム大聖堂に連れてきたそうです。食事や水も与えられず、寒さと飢えでその多くが亡くなりましたが、その行方がわかっていませんでした。しかし、2013年、建築工事の際に、地下から大量の人骨が発見され、調査の結果、それらが捕虜たちのものであると結論付けられました。

「ハリー・ポッター」シリーズのロケ地

photo credit: Cathedral via photopin (license)

photo credit: Cathedral via photopin (license)

ダラム城と同じく、ここも映画「ハリー・ポッター」シリーズのロケ地として有名ですね。ホグワーツ魔法魔術学校の一部として登場します。チャプターハウスは、マクゴナガル教授の教室として使われ、年少の魔法使いたちはここで動物をゴブレットに変える魔法を習いました。大聖堂の回廊は、『賢者の石』においてハリーが雪に覆われた四角い庭でヘドウィグを放つシーンと、『秘密の部屋』でロンがナメクジを吐くシーンに使われました。

このようにダラム城よりも多くの場所が使われています。こちらの方が見学もしやすいので、映画ファンならぜひ訪れてみてください。

また、大聖堂の内部は映画『エリザベス』の撮影にも使用されています。

イギリスの世界遺産 ダラム城と大聖堂

 

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