シエーナ大聖堂
シエーナ歴史地区

イタリアの世界遺産「シエーナ歴史地区」にあるカトリックの教会堂、シエーナ大聖堂。シエーナの町の、一番高い丘の上に建つこのシエーナ大聖堂の工事には、200年以上が費やされました。

シエーナ大聖堂の建築

【世界遺産】シエーナ大聖堂 | シエーナ歴史地区

photo credit: 圣坛 Altar via photopin (license)

工事はフィレンツェとの抗争の時期と重なりましが、シエーナ市民は団結して建設に協力して崖を崩して石材を運びました。教会はその労働に対して贖罪を約束することで報いました。

こうして、13世紀半ば、大聖堂は完成したのです。

後の1339年、シエーナは大聖堂の拡張工事に取り掛かります。それまでの建物の向きを90度変え、十字架の形の長軸を短軸にし、より大きな長軸を増築するのが目的でした。

しかし、14世紀半ば、シエーナはペストや飢餓による人口減少で財政難に陥り、新たな正面入り口を作ったところで、工事は中断されてしまいました。

「シエーナ大聖堂」のデータ

国名 イタリア
世界遺産名シエーナ歴史地区
名称シエーナ大聖堂

 

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