ドロットニングホルム宮廷劇場



王宮庭園の一角、ドロットニングホルム宮殿のすぐ近くには、18世紀に改築されたドロットニングホルム宮廷劇場があります。現在も夏には、当時のままの舞台装置を使ってオペラが上演されています。

18世紀の王族たちの生活風景を今に伝える貴重なスポットとして、1991年に「ドロットニングホルムの王領地」として世界遺産に認定されています。

現在も現役の宮廷劇場

1754年に建てられましたが、1762年8月25日にロビーサ・ウリーカ王妃の「名前の日」のお祝いの公演中に起こった火事により焼失してしまいました。現存の宮廷劇場は、1766年にウリーカ王妃によってグスタヴィアン調の劇場として再建されたものです。

ウリーカ王妃が演劇好きなこともあり、息子のグスタヴ3世は自ら戯曲や詩を書くほど文学や芸術に理解と愛情をもっていました。

奇しくも演劇を愛したグスダウ3世が1792年3月16日にストックフォルムのオペラ座の仮面舞踏会で暗殺された時から使われることが少なくなり、1800年ごろには完全閉鎖してしまいます。

100年ぶりに開かれた扉

この劇場を100年の眠りから目覚めさせたのはアグネ・ベイエル教授。1921年に開かれた劇場は当時のままの姿を残していました。大道具、小道具、舞台装置に至るまで、ほぼそのまま使うことができ、1シーンを10秒で変えられる30もの背景幕や舞台のセリフ、音響効果なども使用できる状態でした。

保存状態が優れていたため1922年には劇場として再開されています。現在でも奥行20mの舞台は国内最大級の規模を誇っています。

まとめ

400人の観客席を持つ劇場は、常設のフルオーケストラが備えられ、モーツアルトやハイドン、ヘンデルなどのオペレッタをはじめとした数多くの演劇が行われています。

当時の木彫りや壁画も色褪せず残されているのも魅力です。ぜひ、当時の貴族になった気分で演劇を楽しんでみてはいかがでしょう。

スウェーデンの世界遺産 ドロットニングホルムの王領地

 

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