ドン・ルイス1世橋
(ポルト歴史地区、ルイス1世橋およびセラ・ド・ピラール修道院)
ドン・ルイス1世橋は、ポルトガル第二の都市ポルトにある世界遺産で「ポルト歴史地区」の構成資産のひとつ。2016年からは、「ポルト歴史地区、ルイス1世橋およびセラ・ド・ピラール修道院」として登録名に明記されるようになりました。
ドン・ルイス1世橋とは
ポルト中心部と旧市街を結ぶドン・ルイス1世橋は、1881年に着工し、1886年に完成しました。幅8m、高さ約45mの二重構造橋で、エッフェル塔を設計したギュスターヴ・エッフェルの弟子テオフィロ・セイリグが設計しました。橋の名前は、当時のポルトガル王ルイス1世に因んでいます。彼は、橋の開通式にも出席しています。橋は、アーチを描く美しい姿が特徴的で、同じく世界遺産であるクレリゴス教会の塔とともにポルトのシンボルとなっています。
二重構造橋であるドン・ルイス1世橋は、上層が長さ約395mあり鉄道用、下層は174mで自動車用となっています。どちらも歩行者も通ることができ、特に上層部分からの景色は最高で、絶好の撮影スポットになっています。しかし、上層は鉄道が歩行者と同じ高さを走るので注意が必要です。橋を渡る際は、充分に気をつけて下さい!
「ドン・ルイス1世橋」のデータ
国名 | ポルトガル |
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世界遺産名 | ポルト歴史地区、ルイス1世橋およびセラ・ド・ピラール修道院 |
名称 | ドン・ルイス1世橋 |