ユッセ城
(シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷)
ロワール川とアンドル川の合流地点、シノンの森の中にあるユッセ城は、まさにお伽話に出てくるような外観を持つお城です。
ロワールの古城「ユッセ城」
ユッセ城はもともと、要塞として11世紀に築かれたもので、15世紀、シャルル7世の重臣であり、百年戦争で活躍したピュイエ伯が要塞を改築し、その後住居棟が増築されました。
古典様式、ルネサンス様式、ゴシック様式など、様々な建築様式が混在しており、城内では、タペストリー、寄せ木細工の箪笥などの調度品を見ることができます。
眠れる森の美女の舞台になったユッセ城
17世紀、この地を訪れたフランス人童話作家シャルル・ペローは、ユッセ城に魅せられ「眠りの森の美女」を書いたといわれています。
そのため城内には、「眠れる森の美女」の登場人物のロウ人形たちが展示されており、訪れた人たちをお伽の世界へ誘ってくれます。
「ユッセ城」のデータ
国名 | フランス |
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世界遺産名 | シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷 |
名称 | ユッセ城 |