クロ・リュセ城
(シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷)
クロ・リュセ城は、レオナルド・ダ・ヴィンチが生涯最後の3年間を過ごした城として有名です。フランスの世界遺産「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間の ロワール渓谷」に含まれています。
クロ・リュセ城とは
別名「クルーの館」とも呼ばれるクロ・リュセ城は、アンボワーズ城のそばに建っています。16世紀、フランソワ1世に招かれて、イタリアからやってきたレオナルド・ダ・ヴィンチは、アンボワーズ城に入城、その後フランソワ1世よりクロ・リュセ城を与えられます。ダ・ヴィンチは、フランスにやってくる際「モナリザ」「聖アンナ」「洗礼者聖ヨハネ」の三作品を携えてやってきたといわれています。
クロ・リュセ城で晩年を過ごしたダ・ヴィンチは、手厚い保護のもと絵画の制作、発明に没頭しました。また時には、自ら祭典を企画し、フランソワ1世たちを大いに楽しませたそうです。
レオナルド・ダ・ヴィンチパーク
現在、クロ・リュセ城は「レオナルド・ダ・ヴィンチパーク」になっています。ダ・ヴィンチの仕事部屋や寝室などでは、当時の生活の様子を知ることができます。また、ダ・ヴィンチは画家というだけでなく、発明家、軍事技術者、建築家など多彩な才能があった人物としても知られており、彼の創造を再現した展示もあります。
クロ・リュセ城は、ダ・ヴィンチファンだけでなく多くの観光客が訪れる人気の観光スポットです。
「クロ・リュセ城」のデータ
国名 | フランス |
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世界遺産名 | シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷 |
名称 | クロ・リュセ城 |