シャンゼリゼ通り



シャンゼリゼ通りはエトワール凱旋門からコンコルド広場に至る全長1880mの大通り。パリの中でも最も華やかで世界一美しい通りといわれ、誰もが一度は歩いてみたいと思う憧れの通りです。

シャンゼリゼ通りの成り立ち

16世紀までは野原と沼地しかなかった場所に、1616年アンリ4世の妃マリー・ドゥ・メディシスが、チュイルリー公園からセーヌ川沿いのアルマ広場まで並木道をのばすことを決めました。

ヴェルサイユ宮殿の庭師ル・ノートルが整備し、「女王の遊歩道」と呼ばれる道ができたのです。その道にはマロニエの並木、ガス灯や噴水庭園などができ、パリを代表する大通りに発展したのが、シャンゼリゼの始まりです。

1724年にはシャルル・ド・ゴール広場まで延長され完成しました。18世紀初頭に「シャンゼリゼ」と命名され、末頃には富裕層の遊び場として栄え、シックでエレガントな通りとなり、今に至ります。

1828年には正式なパリ市の資産となり、1994年には両側の歩道が20メートル拡張されました。

シャンゼリゼ通り|パリのセーヌ河岸 (3)

「オー・シャンゼリゼ」という歌でも有名ないつも人々で賑わうシャンゼリゼ通り。シャンゼリゼとはギリシャ神話において有徳の人が死後に住む極楽浄土を意味しています。

多くの観光名所が点在し、ルイ・ヴィトンなどの高級ブティックやチープなお店までが軒を連ね、ジョルジュ・サンク駅近くにはセレブ御用達の老舗カフェ「フーケツ」があり、真っ赤なひさしのテラスからは、凱旋門が望めます。

通りの東半分は緑に覆われた散策道、西半分は華やかなパリの目抜き通りとなっています。

用途多様なシャンゼリゼ通り

シャンゼリゼ通りかつて道らしい道がなかったころのシャンゼリゼ大通りは、軍隊の分列行進を行う練兵場でした。現在も7月14日の革命記念日(パリ祭)では、大統領が訪れ軍隊パレードも行われています。その道幅の広さがデフィレ(分列行進)にも適しているわけです。

シャンゼリゼ通りは7月に開催される「ツール・ド・フランス」のゴールとして使われることでも知られています。

photo credit: Champs Élysées via photopin (license)

photo credit: Champs Élysées via photopin (license)

 

11月末から翌1月中旬まで約200本の街路樹にLEDが取り付けられ、淡い青色の光を放つクリスマスイルミネーションが行われます。2000年ごろからコンコルド広場周辺では両側にクリスマスの市場が立ち、多くの人で賑わいます。

また、大通りの中ほどにあるロン・ポワンでは毎年テーマを決め、手の込んだイルミネーションを見ることができます。

12月31日には大通り全体が歩行者天国となり、新年を迎えると同時にシャンパンを開けて新年を祝います。

 

新旧の建物が立ち並ぶ華やかな通りを歩くと、開放的な優雅さとパリの歴史を垣間見ることができます。適度に休憩しながら、朝から夜まで時間を有効に使い「花の都パリ」のメインストリートを心ゆくまで楽しんでください。

フランスの世界遺産 パリのセーヌ河岸

 

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