シャイヨー宮



1937年のパリ万国博覧会の時に旧トロカデロ宮殿が取り壊されて、建てられた新古典主義建築の建物。中央のテラスを挟んで大きく翼を広げたように建つ、湾曲した双翼の建物が特徴です。

現在は、南翼側に海洋博物館と人類博物館があり、東翼側には文化博物館の3つの博物館となっています。中央にテラスを置くことで、トロカデロ広場からエッフェル塔方面の眺望が豊かなことでも有名なスポットとなっています。

シャイヨー宮の歴史

1878年のパリ万国博覧会の時に、見渡す限り美しいシャイヨーの丘にトロカデロ宮が建ちました。2つの塔を持つアラブ風の独特な建物で、中には大きなコンサートホールがありました。

しかし、当時のパリジャンの評判がよくなかったこともあり、1937年のパリ万国博覧会の時に取り壊され、今のシャイヨー宮が建築家ルイ=イポリット・ボワロー、ジャック・カリュ、レオン・アゼマによって設計されました。

万博で集まった来賓たちをはじめ観客皆が、この宮殿の美しさに拍手喝采が起こったといわれています。

歴史的な現場「シャイヨー宮」

1940年ヒットラーがパリを訪問した際、エッフェル塔を背に宮殿前で記念撮影したことは有名な話。また、1948年12月10日に「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。」ではじまる、世界人権宣言を採択した「第3回国際連合の総会」が行われ、記念碑も建てられています。この前の通りは人権大通りと呼ばれています。

パリの撮影スポット「シャイヨー宮」

photo credit: Paris via photopin (license)

photo credit: Paris via photopin (license)

パリでも珍しい高い丘からの眺望が美しいことで知られ、なかでもシャイヨー宮の前に広がるテラスからは、エッフェル塔を正面に、その向こうにはシャン・ド・マルス公園や東端にはナポレオンが卒業した陸軍士官学校が遠望できます。

記念撮影スポットとしても有名で、トロカデロ庭園からは、エッフェル塔とセーヌ川、イエナ橋を同時に捉えることができ、噴水越しに見えるエッフェル塔もとても魅力的です。

フランスの世界遺産 パリのセーヌ河岸

 

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