猫の家



ラトビアのリガ旧市街のリーヴ広場北側にある猫の家は、屋根の上で背伸びをする猫の像が印象的な建物です。

リガにある猫の家とは?

この屋根の上の猫、以前は猫の家の隣、大ギルドにお尻を向けていたといいます。ちなみに、ギルドとは、ヨーロッパの商工業者たちで結成された組合です。

猫の家の家主は、裕福なラトビア人商人でした。隣にある大ギルドに入会を希望しますが、ドイツ人のみが入会できたため、入会に値する十分な資格を持っていたにもかかわらず、この商人は入会を断られます。

その腹いせに、大ギルドにお尻を向けた猫を設置します。しかし、その後入会が認められると、猫はくるりと方向を変え、今の姿に向き直したといいます(大ギルドがコンサートホールに変わったため、音楽に誘われて向きを変えたという説もあります)。

猫の家は、単なる家主のラトビア人商人と大ギルドとの対決の場というものではありません。当時のリガの社会背景を物語っているものです。

リガは、12世紀ドイツ人によって建設された街で、ドイツよりもドイツらしい街とされていました。そのため、ドイツ人中心の社会が形成されていました。屋根の上の猫は、ドイツ人に対するラトビア人の怒りも込められていたのかもしれません。

建物自体は、ユーゲントシュティール建築として貴重な建築物で、街並みに調和した素晴らしい建物です。

ラトビアの世界遺産 リガ歴史地区

 

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感想・コメント
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  1. 西村トシロー より:

    ネコ大好き〜❤️
    いつか行って見たい!!

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