世界遺産オンラインガイド スペイン サラマンカの旧市街 貝の家

貝の家
（サラマンカの旧市街）

貝の家は、スペインの世界遺産「サラマンカの旧市街」中心部、マヨール広場近くにあります。

貝の家とは

photo credit: 02082013 181952 SALAMANCA 0114 via photopin (license)

マヨール広場周辺には、街の中心ということもあり貴族が好んで邸宅を構えていました。貝の家も、15世紀後半に建設されたゴシック様式の邸宅です。

貝の家は、外壁に、無数のホタテ貝の装飾が埋め込まれているユニークな建物です。ホタテ貝は、聖ヤコブ（サンティアゴ）の墓があるサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼のシンボル。

この貝の家は、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼者を守るサンティアゴ騎士団の一員ロドリーゴ・アリアスの邸宅でした。

邸宅の窓は、イザベル様式といわれる細密な彫刻が施されており、見どころの一つとなっています。

photo credit: 02082013 230132 SALAMANCA 0295 via photopin (license)

現在、貝の家は図書館や観光案内所となっており、多くの観光客が訪れています。