ゲントの鐘楼
(ベルギーとフランスの鐘楼群)
ゲントの鐘楼は、ベルギー・西フランドル地方の中心都市であり、花の都とも称されるゲントにあります。世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」の一つです。
ゲントの鐘楼
鐘楼は、ゲントの中心部コーレン・マルクト近くにあり、ゲントの自治権の象徴として、またギルド繁栄の象徴として、1300年頃建てられました。本来、非常時に軍隊を招集するために建設されたという説もある鐘楼は、高さ90mあり、望楼としての役割も果たしていました。16世紀になるとカリヨン(組み鐘)が設置され、街中に美しい音色を響かせるようになります。
鐘楼の東側には、繊維ホールが隣接されています。1425年建造された繊維ホールは、ゲントの有力者たちの事務所として、また、商人たちの会議場として使用されました。
鐘楼の周囲には、市庁舎や聖バーフ大聖堂などがあり、街の繁栄が窺い知ることができます。
「ゲントの鐘楼」のデータ
国名 | ベルギー |
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世界遺産名 | ベルギーとフランスの鐘楼群 |
名称 | ゲントの鐘楼 |