ベエル・シェバ
(聖書ゆかりの遺丘群-メギド、ハツォル、ベエル・シェバ)
「聖書ゆかりの遺丘群」として世界遺産に登録されているイスラエルのベエル・シェバはメゲブ砂漠の北にあり、古代イスラエルの最南端の町でした。
聖書ゆかりの遺丘、ベエル・シェバ
紀元前12世紀頃からイスラエル人が集落を作って住み始め、町は戦いのため崩壊・と再建を繰り返し15層のテル(遺丘)となっています。
ベエル・シェバは、聖書の創世記に何度か記載があり、アブラハムが作ったとされる井戸があります。町には灌漑施設が作られ、雨水は地下の貯水池に溜めるようになっていました。これは、敵に攻略されても、水が飲めるようにしたものだと考えられています。
また、全ての道が広場に通じるように建設された、計画都市でもありました。要塞として発展した町でしたが、紀元前701年にアッシリアに破壊されました。1990年以降、大規模な復元作業が続けられています。
「ベエル・シェバ」のデータ
国名 | イスラエル |
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世界遺産名 | 聖書ゆかりの遺丘群-メギド、ハツォル、ベエル・シェバ |
名称 | ベエル・シェバ |