バンベルクの旧宮殿
(バンベルク市街)
ドイツで一番美しいといわれるドーム広場を中心に、バンベルク大聖堂とバンベルク新宮殿に挟まれるように建つ領主司教の居館。歴史ある中世の佇まいの宮殿は現在、バンベルク市が管理するフランケン地方の歴史博物館として使われています。中世から現代までの絵画や美術作品、市民文化や19世紀の旧市街の模型なども展示されています。
ドイツの歴史を語る宮殿
門
旧宮殿の入口の門には素晴らしい浮き彫りの彫刻が施されて、古めかしい姿や彫刻の美しさは見る価値ありです。
回廊と中庭
ゴシック様式の木造回廊が広い中庭を囲む素敵な空間。中庭からは大聖堂の尖塔が青空を突き刺すように聳え立つ姿が一番格好よく見える場所でもあります。
この広場は映画「三銃士」で、ダルタニャンの決闘のシーンが撮影されています。
宮殿
1571年から1576年にかけてアスムス・ブラウンによって建てられたドイツを代表するルネサンス建築のひとつの旧宮殿。新宮殿が建てられるまで司教の邸宅として使われていました。特に夏には鉢植えのゼラニウムなどの花が出窓に飾られ、古い建物と美しい花々の共演は見る人を引き付けます。
まとめ
旧宮殿の趣ある建物はもちろんですが、ドイツの歴史上の成功と失敗を教訓とする展示は見る価値があります。興味のある方はぜひ。
大聖堂、旧宮殿、新宮殿の3つの特徴ある建築物が並んでいます。川沿いは小ヴェニスと称され、心地よく落ち着いた雰囲気を醸し出すエリアです。徒歩で散策することができるので、ゆっくりと街並みの風景や川沿いなど雰囲気を味わいながら歩きたいスポットです。
「バンベルクの旧宮殿」のデータ
国名 | ドイツ |
---|---|
世界遺産名 | バンベルク市街 |
名称 | バンベルクの旧宮殿 |