バーベルスベルク宮殿
ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群

バーベルスベルク宮殿は、ドイツの世界遺産「ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群」の構成資産の一つです。

バーベルスベルク宮殿とは

ポツダム東部にあるバーベルスベルク宮殿は、1833年にフリードリヒ・ヴィルヘルム3世の命により建設された宮殿です。

ヴィルヘルム3世の次男であるヴィルヘルム皇子(後のドイツ皇帝ヴィルヘルム1世)の「イギリスのウィンザー城のような宮殿を」という要望に応えるべく、カール・フリードリヒ・シンケルが設計しました。

シンケルは、バーベルスベルク宮殿の他にもサンスーシ庭園内にあるシャルロッテンホーフ宮殿やベルリン旧博物館(1999年に世界文化遺産として登録された「ベルリンのムゼウムシンゼル」の構成資産の一つ)も手掛けた王宮建築家です。

バーベルスベルク宮殿は、ウィンザー城に倣ったネオ・ゴシック様式を基に、シンケルが得意としたローマ建築風の新古典主義も取り入れた折衷建築となっています。

バーベルスベルク宮殿がある地区には、ベルリンの壁の一部が残されている歴史的価値やドイツ映画の黄金期を支えた世界最古の映画制作スタジオ跡などがある芸術的価値もあり、世界遺産だけでない様々な価値を目にすることできる場所です。

ギャラリー

「バーベルスベルク宮殿」のデータ

   
国名 ドイツ
世界遺産名ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群
名称バーベルスベルク宮殿

 

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