アウグストゥス帝の劇場
レプティス・マグナの考古遺跡

アウグストゥス帝の劇場は、リビアの世界遺産「レプティス・マグナの考古遺跡」の中でも、特に保存状態がよい遺跡です。

アウグストゥス帝の劇場とは

【世界遺産】アウグストゥス帝の劇場 | レプティス・マグナの考古遺跡

photo credit: _DSF1217 via photopin (license)

アウグストゥス帝の劇場は、1世紀初頭にローマ帝国初代皇帝アウグストゥス帝によって建設されたと考えられおり、円形劇場としては、北アフリカで2番目の大きさを誇っています。劇場には、古代カルタゴ語とラテン語で献辞が刻まれ、当時のレプティス・マグナにおいてフェニキアとローマの文化の融合を窺い知ることができる貴重な遺跡です。

客席は、階段状となっており、自然の勾配を利用して造られています。収容人数は、3,000~5,000人。舞台の背後には、アウグストゥス神殿のものだったコリント式の列柱が並んでおり、神殿の先には、地中海を見ることができます。

地中海を臨む舞台で、どのような劇が催されたのでしょうか。想像を掻き立てる遺跡です。

ギャラリー

「アウグストゥス帝の劇場」のデータ

   
国名 リビア
世界遺産名レプティス・マグナの考古遺跡
名称アウグストゥス帝の劇場

 

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