アリアーニ洗礼堂
ラヴェンナの初期キリスト教建築物群

アリアーニ洗礼堂は、「ラヴェンナの初期キリスト教建築物群」の8つの構成資産のひとつとして、1996年に世界遺産に登録されました。

アリアーニ洗礼堂

アリアーニ洗礼堂は、325年に開かれたニカイア公会議(コンスタンティヌス帝自らが開いたキリスト教教義を決定する最高会議)で、異端とされたアリウス派の洗礼堂です。ネオン洗礼堂をモデルに、東ゴート王国の創始者テオドリック王によって建設。現存するアリウス派の建造物は少ないため、大変貴重な遺構となっています。

洗礼堂には、キリストの洗礼が描かれており、キリスト周囲には十二使徒も描かれています。ネオン洗礼堂と似た構図となっていますが、ネオン洗礼堂とは違い、輪郭線が明確で、平面で動きのないものとなっています。

ぜひ、ネオン洗礼堂とともにアリアーニ洗礼堂も訪れ、その違いをご覧になってください。

ギャラリー

「アリアーニ洗礼堂」のデータ

   
国名 イタリア
世界遺産名ラヴェンナの初期キリスト教建築物群
名称アリアーニ洗礼堂

 

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