トラヤヌス帝の凱旋門
レプティス・マグナの考古遺跡

トラヤヌス帝の凱旋門は、リビアの世界遺産「レプティス・マグナの考古遺跡」の構成資産の一つです。

トラヤヌス帝の凱旋門とは

トラヤヌス帝の凱旋門の建設を命じたのは、レプティス・マグナ出身のローマ皇帝セプティミウス・セウェルス帝でした。セウェルス帝は、ローマ帝国の領土を拡げ、貧しい人々の救済や治水事業を推し進め、ローマ市民の尊敬を集めたトラヤヌス帝に敬意を表すため、トラヤヌス帝の凱旋門を建設しました。

セウェルス帝は、レプティス・マグナをローマ帝国の都市に負けない都市にするため、壮大な計画を描きました。レプティス・マグナに、南北と東西を貫く二つの大通りを中心に、市場やフォルム、バシリカなどを配置しました。そして、南北に貫く大通りにトラヤヌス帝の凱旋門はあります。

レプティス・マグナの考古遺跡には、セウェルス帝の凱旋門、ティベリウス帝の凱旋門などローマ皇帝の名がついた凱旋門があります。レプティス・マグナの考古遺跡を訪れたなら、ぜひ、隅々まで遺跡を散策していただき、セウェルス帝の描いた都市を想像していただきたいです。

「トラヤヌス帝の凱旋門」のデータ

国名 リビア
世界遺産名レプティス・マグナの考古遺跡
名称トラヤヌス帝の凱旋門

 

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