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セゴビアの水道橋



スペインにあるセゴビアの水道橋は、古代ローマ人の高い土木技術を用い建設されたものです。古代ローマ人は属州となった都市に道路を造り、橋を架け、水道橋を築いていきました。都市のローマ化が目的で、その象徴の一つが水道橋だったといいます。

セゴビアは標高1,002mにあるため、18km北のフリオ川から水を引きました。地中に埋めた導水路以外、水の勾配は1%以下を保っています。全長813m、最高部の高さは28.5m、128の2層アーチを持ち、花崗岩で積み上げられた橋は、石自体の重みで固定され、釘などの接合材は一切使われていません。

水道橋の破壊と修復

セゴビアの水道橋|セゴビア旧市街とローマ水道橋 (1)11世紀後期にイスラム勢力が一部の水道橋を破壊しましたが、15世紀末にイザベル1世とフェルナンド2世カトリック両王によって修復が行われました。

その後も、水道橋は改造や修復が重ねられますが、19世紀末まで水を供給し続けました。

「悪魔の橋」の異名を持つセゴビアの水道橋

セゴビアの水道橋|セゴビア旧市街とローマ水道橋 (2)セゴビアの水道橋には、「悪魔の橋」の異名があります。これには、水汲みに困った少女と契約した悪魔が一晩で造ったから、または、あまりの巨大さに人間では造ることができないからなど諸説ありますが、すべてに「悪魔」が共通しています。

いずれにしても、セゴビアの水道橋は、人間の想像をはるかに超えた巨大建造物であることに間違いありません。

スペインの世界遺産 セゴビア旧市街とローマ水道橋

 

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