アンベール·フォート
(ラージャスターン州の丘陵要塞群)
2013年インドの世界文化遺産として登録された「ラージャスターン州の丘陵要塞群」の6件ある構成資産のひとつが、アンベール・フォートです。
アンベール・フォートとは
アンベール・ファートは、インド・ラジャスターン州アンベールにあります。アンベールは、カッチャワ・ラージプート族が築いたアンベール王国の首都でした。小高い丘の上に建つアンベール・フォートは、もともと砦のあった場所に1592年国王マン・スィン1世の命により築城が始まりました。築城は、アンベール王国の首都がジャイプールに遷都する18世紀までの約100年以上もの間、築城改築が繰り返し行われました。
城内は、外観からは想像も出来ない程華やかな空間となっています。豪華な装飾が施されたインテリア、風の通り道や強い日差しが降り注がない様に設計された窓など見た目だけでなく、住みやすさにも拘った城といえます。
城内には、他にもヒンドゥー教の神ガネーシャのモザイクが美しいガネーシャ門、女性たちが暮らした後宮ザナーナ・マハル、守護神シーラー女神を祀るシュリー・シーラー・デ―ヴィー寺院などがあります。
アンベールの町から城までは、象タクシーを利用して行くことが出来ます。ここでしか出来ない体験ですので、アンベール・フォートに訪れた際は、一度体験されてみてはいかがでしょうか?
「アンベール·フォート」のデータ
国名 | インド |
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世界遺産名 | ラージャスターン州の丘陵要塞群 |
名称 | アンベール·フォート |