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セビリアのアルカサル

セビリア大聖堂の南東に建つ、「現実の世界を超越した建造物」とも言われているアルカサルは、スペイン語で「王宮」を意味し、君主が交代するたびに、増改築が重ねられた結果、さまざまな様式が絡み合う複雑な構造になりました。

アルカサルの建設

アルカサル|セビリアの大聖堂、アルカサルとインディアス古文書館 (2)最初に王宮を造ったのは、 12世紀のイスラム支配者でした。13世紀にはカステイーリ ャ国王フェルナンド3世が城主となりましが、増改築すること なく、そのままイスラム様式の王宮に暮らしました。

その後の王たちによって、ゴシックやルネサンス風に次々と改修の手が加 えらることになります。その中でももっとも大胆な改築行ったのは、1350年に即位したカスティーリャ王ペドロ1世でした。

彼は「ターバンをしないアラビア人」と呼ばれるほどイスラムの芸術と 文化に心酔していたのです。その彼が自分の居城を憧れのアルハンブラ宮殿のようにしたい、と望んだのです。

ペドロ1世はセビリアやトレドから イスラム職人を呼び寄せると、1362 年から2年をかけて大胆な改築を施しました。 その際、アルハンブラ宮殿の「ライオンの中庭」を造園したイスラム建築家も呼ばれたので、アルハンブラ宮殿を彷彿とさせる壮麗な宮殿が完成したのです。

その後、イスラムの支配下になることはなく、また、歴代のキリスト教徒の王たちも、あまりの完成度の高さに、大幅な改築を試みることもありませんでした。

「セビリアのアルカサル」のデータ

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国名 スペイン
世界遺産名セビリアの大聖堂、アルカサルとインディアス古文書館
名称 セビリアのアルカサル
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