コルドバのアルカサル(キリスト教徒の王たちのアルカサル)
(コルドバ歴史地区)
スペインにあるコルドバの旧市街にあるアルカサルは、レコンキスタでコルドバを制したカスティーリャ王アルフォンソ11世の命により建設された王宮です。14世紀前半に建設された王宮は、イスラム教徒の職人たちがキリスト教の装飾法を取り入れ、開花させたムデハル様式で建てられています。
コルドバのアルカサルの歴史
アルカサルは、その後歴史の重要な舞台となりました。15世紀末には、イサベル1世とフェルナンド2世が、イスラム最後の砦グラナダを攻略する際の拠点としました。また、コロンブスが新大陸航海の資金援助を仰ぐため、カトリック両王に謁見したのも、このアルカサルです。
さらに、15世紀末から19世紀初頭までは、カトリック教義に反するものを罰するための異端審問所が置かれ、悲惨な歴史の舞台にもなってしまいました。
アルカサルの観光スポット
現在、アルカサルには、ローマ時代のモザイク画や石棺、アラブ式庭園などを見ることができます。また敷地内の塔からは、メスキータやコルドバの街を一望することができます。
コロンブスがカトリック両王に謁見している像
庭園には、コロンブスがカトリック両王に謁見している像が置かれており、歴史を肌で感じることができます。
「コルドバのアルカサル(キリスト教徒の王たちのアルカサル)」のデータ
国名 | スペイン |
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世界遺産名 | コルドバ歴史地区 |
名称 | コルドバのアルカサル(キリスト教徒の王たちのアルカサル) |