アル・フセイン・モスク
(カイロ歴史地区)
アル・フセイン・モスクは、エジプトの世界遺産「カイロ歴史地区」のイスラム地区にあります。
アル・フセイン・モスクとは
アル・フセイン・モスクは、ファーティマ朝政権時の1 2世紀に創建されました。モスクの名は、イスラム・シーア派の第3代イマーム・フセイン・イブン・アリーからきており、ファーティマ朝のカリフは、フセイン・イブン・アリーの末裔といわれています。
フセイン・イブン・アリーは、父がイスラム教・第4代正統カリフ・アリー・イブン・アビー・ターリブ、母が預言者ムハンマドの娘ファーティマです。フセインは、680年にカルバラーの戦いで戦死しましたが、その後、約500年後の1153年にフセインの頭蓋骨がカイロに持ち込まれます。このことがきっかけで、フセイン・イブン・アリーは創建されることとなりました。
アル・フセイン・モスクは、エジプト国内においても由緒あるモスクとして有名です。モスクの西側には、カイロでも有数の観光名所ハーン・ハリーリがあり、連日観光客だけでなく市民も集う場所となっています。
「アル・フセイン・モスク」のデータ
国名 | エジプト |
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世界遺産名 | カイロ歴史地区 |
名称 | アル・フセイン・モスク |