シエンフエーゴスの都市歴史地区
世界遺産の都市として知られているキューバのシエンフエーゴスの都市歴史地区は、2005年に登録されたものです。シエンフエーゴスは、19世紀の前半に出来た都市で、現在でも当時の街並みが残されている場所として知られており、世界遺産としての登録範囲も、その時代に形成された箇所が中心となっています。
シエンフエーゴスは、元々、スペインの植民地であった時代に造られた植民都市で、貿易によって発展してきたものであると言われています。今でも、この街には、植民地時代に造られた建造物が複数残されており、それらは、この地が発展してきた歴史を現在に伝えているとして評価されています。
街並みは、当時のスペインが考えた都市計画に則っており、「新古典主義様式」による建物も残されていると言われています。