モラヴィア教会の入植地群

モラヴィア教会の入植地群

2015年ドイツのボンで開催された第39回世界遺産委員会において、「モラヴィア教会の入植地、クリスチャンスフェルド」がデンマークの世界遺産として新規登録が認められました。

その後の2024年、

  • アメリカのベスレヘム
  • ドイツのヘルンフート
  • イギリスのグレイスヒル

が追加され、「モラヴィア教会の入植地群」という名称になりました。

クリスチャンスフェルド(デンマーク)

デンマークのクリスチャンスフェルドは、ユトランド半島南部に1773年に建設された街のことで、ルター派教会の1つモラヴィア教会(モラヴィア兄弟団)による入植地でもあります。

その都市計画にプロテスタントの入植地や信仰共同体としての性格を残していることが評価され、世界遺産登録の運びとなりました。

この街はプロテスタントの理想都市を象徴するもので、平等とヒューマニズムが重視され、教会広場を中心に建設されました。1~2階建ての赤色のタイルの屋根や黄色いレンガ造りがの建築物で、これらの建築物は現在もなお使われており、モラヴィア教会を代表するものとなっています。

この世界遺産のデータ・地図(場所)

名称モラヴィア教会の入植地群
アメリカ
イギリス
デンマーク
ドイツ
登録区分 世界文化遺産
登録年

2015年

キーワード

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