チキトスのイエズス会伝道所群
南米のボリビアにはイエズス会によって建造された伝道用の集落群チキトスのイエズス会伝道施設群があります。これはスペインの植民地時代に宣教師がキリスト教改宗のための強化集落として建てたもので、ボリビア国内でも特にサンタクルスの北部やベニで見ることができます。そのうち、サンタクルス県チキトス地方に残る伝道所群が世界遺産に登録されています。
スペインがボリビアを入植したときには、様々な会派の修道士たちが、12使徒になぞらえうる新大陸の伝道活動に参加していいて、彼らが作った建造物・集落群は「伝道所」「伝道施設」「布教村」などの意味の「ミシオネス」 あるいは「レドゥクシオネス」 と呼ばれました。