承徳の避暑山荘と外八廟

承徳の避暑山荘と外八廟

中国河北省承徳市に、かつての清の皇帝が夏の離宮として利用した承徳避暑山荘があります。中国で現存する最大の皇室御苑として有名です。1994年に世界遺産に登録されました。

離宮周囲の自然にうまく調和した、野趣あるたたずまいが特徴で、素朴の中にも格調高いその建築様式は蘇州の寒山寺などがモチーフにされています。
宮殿区と苑景区とに分かれており、乾隆帝らが愛した江南地方の美しい風景を再現したものとなっています。離宮の東と北を、寺廟が取り巻いており、これを外八廟といいます。

1713年から1780年にかけて建立されました。寺院は色彩豊かで個性的であり、ポタラ宮をモデルにした普陀宗乗之廟があります。外八廟はチベット様式と中国様式を折衷した代表的様式として有名です。

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この世界遺産のデータ・地図(場所)

名称承徳の避暑山荘と外八廟
中国
登録区分 世界文化遺産
登録年

1994年

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