チャンパネール=パーヴァガドゥ遺跡公園
インド西部のチャンパネールは、4世紀頃からヒンドゥー教の王国として栄えた町です。近くのパーヴァガドゥの山には古い寺院があり、現在も聖地として多くの信者が訪れます。しかし、町中に残っている遺跡はイスラム教のモスクです。
15世紀末、イスラムの王国が緑と水が豊かなチャンパネールを攻め落とし首都とした背景があるためです。 遺跡公園の大部分は未発掘のままであるものの、そのポテンシャルは極めて大きいと言われています。
チャンパネール=パーヴァガドゥ遺跡公園は、主に二つのエリアに分けることができます。一つは城壁に囲まれたチャンパネール村のエリアで、もう一つはチャンパネール村より南西へ4kmの地点にある パーヴァガドゥ山のエリアです。
この公園は2004年に世界遺産に登録されました。