2018年バーレーンの首都マナーマで開催された第42回世界遺産委員会において、フランスの「ピュイ山脈とリマーニュ断層の地殻変動地域」が世界自然遺産として登録されました。
フランスにとって44件目の世界遺産になります。
ピュイ山脈とリマーニュ断層の地殻変動地域
フランスの中央部にはオーヴェルニュという自然が豊かでキレイな水が流れる地方があります。南北32km、東西14kmにわたる区域が世界遺産に登録され、ピュイ山脈の火山列、それに並行して走るリマーニュ断層、逆転地形であるセール山を含みんでいます。
ピュイ山脈の火山帯とリマーニュ断層は、地殻変動のプロセスと地球の歴史を大自然の中に見ることができる稀有な例として評価されています。
ミネラルウォーターブランドの「ボルヴィック」は、ピュイ山脈の地下を流れる自然水を利用しています。
ピュイ山脈には約80か所の様々な形状をした火山があり、最高峰のピュイ・ド・ドーム(標高1465m)山頂からは周辺の火山群が一望できます。