ポーランドとウクライナのカルパティア地方の木造教会群
「ポーランドとウクライナのカルパティア地方の木造教会群」は、ポーランドとウクライナに点在する、16世紀から19世紀に建造されたギリシア正教会の16の聖堂で構成され、この地方の4つの民族への文化的な拡大と、様式的・装飾的・技術的特徴を代表するものです。
木造教会はポーランドやウクライナ以外にも多く存在し、その代表的なものは世界遺産への登録が進められてきました。登録物件には、ウクライナ側からはドロホブィチの聖ゲオルギオス聖堂、天使首ミハイル会衆聖堂、至聖三者聖堂が有名で、
ポーランド側には天使首聖ミハイル聖堂、聖パラスケヴァ聖堂、使徒小イアコフ聖堂などがありそれぞれに異なった建築様式を持っています。現在は、教会のほか博物館として解放されている建物もあります。