トルコの世界遺産「オスマン帝国発祥の地ブルサとジュマルクズク」は2014年に登録された世界文化遺産です。
ブルサ
ブルサは、トルコの標高2543mのウル山の麓に広がる自然豊かな街で、緑のブルサとも呼ばれています。14世紀初頭、セルジュク朝からブルサを奪い、勢力拡大したオスマン朝はこの町を最初の首都とし、オスマン帝国発祥の土地となっています。
イシェル・モスクやイェシル・テュルベがありイシェルは緑という意味でこれが緑のブルサの由来となっています。その他見所としては、ウル・モスク、オスマン・ガズィ、ジュマルクズ、クゴザハンなどがあります。
ジュマルクズク
ジュマルクズクはプルサ郊外の村で、ブルサの東約10キロメートルのところにある旧市街です。伝統的な家並みが残っていることで知られ、町中の住人が今や観光業で生計を立てていますが、ブルサの住人もここまでパンやジャムの買い出しに来たりする可愛らしいマーケットもあります。
建物は1000年近く前に建てられた古いものばかりですが、古い建物の多くはお店やレストランとして今も利用されています。