ブルゴス大聖堂



ブルゴス大聖堂はスペインのブルゴスにあり、正式名称は「サンタ・マリア・デ・ブルゴス大聖堂」です。その名の通り、聖母マリアに捧げられた大聖堂で、スペインゴシック建築の最高傑作と呼ばれ、スペインゴシック様式の三大カテドラルの一つに数えられています(セビリア大聖堂トレド大聖堂)。華麗な装飾を施された芸術性の高い大聖堂です。

1984年、世界遺産に登録されました。

ブルゴス大聖堂の歴史

ブルゴス大聖堂は、カスティーリャ王フェルナンド3世とブルゴス司教のマウリーシオの命によって1221年に着工しました。フランス人やドイツ人など多くの人々が建設に関わりましたが、建設の中断期間が200年ほどもあったため、完成したのは1567年でした。着工してからなんと約3世紀の時間が経過していたのです。

ここには、11世紀後半にイスラム教徒に対するレコンキスタ(領土回復運動)で活躍した英雄エル・シッド(ロドリーゴ・ディアス・デ・ビバール)とその妻ドーニャ・ヒメーナの墓所があることでも有名です。

ブルゴス大聖堂の建築

ブルゴス大聖堂にはいくつもの見どころがあります。15世紀にドイツ人のファン・デ・コロニアが建築に携わると、フランボワイヤン様式という、燃え上がる炎の形のような装飾が取り入れられました。また、細やかな浮き彫りの装飾は、イスラムの銀細工の手法を取り入れたプラテレスコ様式という方法が導入されています。

バラ窓

入口上部には、バラ窓が1235年に設けられました。バラ窓はゴシック様式の建物によく見られる装飾で、ここから注ぐ光が、内部をさらに美しく彩っています。

ポルタダ・デ・ラ・コロネリア

北交差廊の入口上部には、12使徒像を彫り込んだ「ポルタダ・デ・ラ・コロネリア」があります。

大聖堂

大聖堂は、柱の数が少ないヴォールト式で造られており、高い天井や星形の透かし模様のドームがあります。

元帥の礼拝堂

大聖堂内には23の礼拝堂がありますが、中でも「元帥の礼拝堂」が有名です。1492年にイスラム教徒からグラナダを奪回したベラスコ元帥を記念して造られたもので、天井のステンドグラスの美観が素晴らしいです。

また、ダ・ヴィンチの弟子によるマグダラのマリアの絵が展示されていますが、一説では一部をダ・ヴィンチ本人が手がけているのではと言われています。

多くの見どころがあるブルゴス大聖堂を見学してお腹が空いたら、ブルゴスの街で腹ごしらえはいかがでしょう。ここはサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路途上にあるので、バルなど食事処が豊富だそうですよ。ブルゴス料理、美味しいそうです。

 

この世界遺産をシェアする



 

あわせて行きたい世界遺産

キーワード

この世界遺産のレビューを書く
体験談・レビュー・価値ある情報などは記事内に移動することがございます。皆さまからの情報をお待ちしております。

メールアドレスが公開されることはありません。

こちらも読まれています。

他の世界遺産を名前から探す