ブリムストーン・ヒル要塞国立公園

ブリムストーン・ヒル

ブリムストーン・ヒル要塞国立公園は、西インド諸島の小アンティル諸島にあるイギリス連邦加盟国・セントクリストファー・ネービスにある世界遺産です。
大航海時代、17世紀から18世紀にかけて、イギリスとフランスが奪いあい、イギリス軍が作った要塞です。

ブリムストーン・ヒル要塞国立公園の歴史

セントクリストファー島は1493年にコロンブスにより発見された島で、1623年にカリブ諸島で初めてイギリス人が植民地にしました。サトウキビ生産地であった島を守るため、ブリムストーン・ヒルに要塞を建設しました。この要塞はカリブ海の要塞の中では最大級の規模を誇り、『西インド諸島のジブラルタル』と呼ばれるほど重要な拠点でした。建設作業には、アフリカから連れて来られた奴隷の労働力が充てられたと言われています。
1782年2月にフランス艦隊によって攻略され、その後結んだ講和条約によりイギリスに返還されました。

ギャラリー

この世界遺産のデータ・地図(場所)

名称ブリムストーン・ヒル要塞国立公園
セントクリストファー・ネイビス
登録区分 世界文化遺産
登録年

1999年

キーワード

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