ブリッジタウン歴史地区とギャリソン
ブリッジタウン歴史地区とギャリソンはカリブ海の島国バルバドスの首都ブリッジタウンに残る、イギリス植民地時代に築かれた旧市街や防衛施設群を対象とする世界遺産です。
2011年にバルバドスの世界遺産として初めて登録されました。ブリッジタウンはよく都市とされますが、厳密に言えば名称通り、町です。ギャリソンとは駐屯地を指します。
バルバドスに最初に到達したのはスペイン人でしたが、彼らは定着せず、続くポルトガル人も同様に定着しませんでした。1628年、そんな無人のバルバドスでイギリス人たちが入植を始め、ブリッジタウンを建設しました。
かつて大英帝国がカリブ海地域に築いた拠点の姿を今に伝えています。