アワッシュ川下流域
アワッシュ川下流域は、エチオピアにある世界遺産の一つです。かつて、この場所では、現在の人類史の研究にもつながっている、重要な発見があったことで知られています。
世紀の大発見がなされたのは、1974年にまで遡ります。その年、このアワッシュ川の下流域で、先史時代のものだと考えられている化石が、多数発見されました。発見された化石には、人骨や動物のものがあったと言われています。
そうして発見された化石群には、生物の進化の歴史をたどる上で、非常に貴重なものが数多く含まれていました。その中でも、とりわけ保存状態が良く、研究の側面からも貴重であったのが、現在でも有名な「ルーシー」と呼ばれる人骨です。
その後、1980年になって、アワッシュ川下流域は世界遺産として登録されました。