アビラ旧市街と市壁外の教会群



ギリシャ神話の英雄ヘラクレスが作ったという伝説の残るアビラは、スペインのカスティーリャ・イ・レオン州アビラ県の県都です。標高1127mと、スペインの県都のうち最も高い場所に位置しており、険しい岩山の頂に載せられるように街があります。1985年、ここは、アビラ旧市街と市壁外の教会群という名称で世界遺産に登録されました。

アビラはローマ帝国の植民地アベラが街の起源とされ、16世紀には聖テレサらによる宗教改革の中心地となりました。聖テレサの活動により、街はカトリック信仰の拠点とされ、コムネロスの反乱では、スペイン王カルロス1世に敵対する立場をとりました。

アビラの城壁

photo credit: IM003502 via photopin (license)

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「城壁と聖人の都市」と呼ばれる旧市街は、城壁が取り囲み、城壁の外には数多くの教会が造られています。城壁は花崗岩からできており、全長約2500m、87の塔と9の扉があります。

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アビラ大聖堂

アビラ大聖堂|アビラ旧市街と市壁外の教会群
アビラ大聖堂は12世紀初めに建設がはじまり、ロマネスクとゴシックが混在した様式で14世紀に完成しました。生まれたばかりのゴシック建築の実験舞台となり、スペイン初のゴシック建築の大聖堂としても有名です。 この大聖堂最大の特徴は後陣にある大きな半円形のシモロと呼ばれる塔が、城壁と連結した珍しい建築スタイルになっていること。

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サンタ・テレサ修道院

サンタ・テレサが幼少期を過ごした生家跡に、彼女の死後1636年に建てられたバロック式の修道院がサンタ・テレサ修道院です。堂内奥にはテレサが生まれた場所があり、聖地として巡礼する人が後を絶たない、アビラの中でも人気の観光スポットとなっています。

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 エンカルナシオン修道院

エンカルナシオン修道院は、サンタ・テレサが修道女となった1535年から27年間暮らしたカルメル修道院。1515年4月4日に城壁の外に建てられた修道院で、同じ日にテレサが洗礼を受けました。彼女はここで、子供の姿をしたキリストに出会うと神秘的な体験をしたとの言い伝えがあります。

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