2017年ポーランド・クラクフで開催された第41回世界遺産委員会において「アスマラ:近代主義的アフリカ都市」が、エリトリアの世界文化遺産として登録されました。エリトリア初の世界遺産になります。
アスマラ:近代主義的アフリカ都市
エリトリアの首都アスマラは、標高2300mに位置し、マラリアを媒介するハマダラカがいなかったということで1883年にイタリアの軍事基地が建設されました。1900年にはイタリア領エリトリアの首都となり、ヨーロッパ風の街並みが発達。
エリトリア人地区にあるアフリカの伝統的な家並みやイタリア風コロニアル建築が立ち並び、20世紀アフリカにおけるモダニズム建築および都市計画の優れた例証となっています。