2018年バーレーンの首都マナーマで開催された第42回世界遺産委員会において、オマーンの「カルハットの都市遺跡」が世界文化遺産として登録されました。
オマーンにとって5件目の世界遺産になります。
カルハットの都市遺跡
「カルハットの都市遺跡」はオマーン東岸にある、城壁をめぐらせた都市の遺跡です。11~15世紀にアラビア・東アフリカ・インド・中国・東南アジアをつないだ主要貿易港の繁栄を物語っています。
16世紀初頭、ポルトガルの攻撃を受けた町は徹底的に破壊され、17世紀には完全に放棄されて廃墟となってしまいました。