奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島
2021年に開催延期された第44回世界遺産委員会拡大会合において、日本の「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が世界自然遺産として登録されました。
この世界遺産はその名称の通り、以下の4島で構成されています。
鹿児島県
- 奄美大島
- 徳之島
沖縄県
- 沖縄本島北部(国頭村、大宜味村、東村)
- 西表島
日本南西部に位置する4つの島にまたがる広大な亜熱帯雨林で、面積は42,698ヘクタールに及びます。東シナ海とフィリピン海の境界に沿って弧を描き、最高地点の奄美大島の湯湾岳は海抜694mに達します。
この地域に生息する哺乳類5種、鳥類3種、両生類3種は、進化的に特異で絶滅の危機に瀕している(EDGE)種として世界的に認識されています。また、各島に固有のさまざまな固有種も存在しています。