アルタミラ洞窟とスペイン北部の旧石器洞窟美術

当初、アルタミラ洞窟のみが世界遺産に登録されていましたが、後になって、「スペイン北部の旧石器洞窟美術」として17箇所が新たに追加登録され、「アルタミラ洞窟とスペイン北部の旧石器洞窟美術」となりました。

アルタミラ洞窟

各壁画の中でも、アルタミラ洞窟内の「大広間」に描かれた複数の動物の絵はとりわけ有名です。現在は、損傷が激しくなってしまったため、各洞窟を保存していく為に、一般公開はされていません。

アルタミラ洞窟は、スペイン北部の村サンティリャーナ・デル・マールの近くに位置しています。この洞窟内の壁画は1879年に発見されたもので、後の調査によって、旧石器時代のものと同定されています。

アルタミラ洞窟の壁画は、高度な技術が駆使されたものとなっており、壁の特性を活かした立体感は、壁画の大きな特徴の一つとして挙げられます。そのため、ミケランジェロの『最後の審判』で有名な、バチカン市国にある「システィーナ礼拝堂」に例えて、「旧石器時代のシスティーナ礼拝堂」とも呼ばれています。

ギャラリー

この世界遺産のデータ・地図(場所)

名称アルタミラ洞窟とスペイン北部の旧石器洞窟美術
スペイン
登録区分 世界文化遺産
登録年

1985年

キーワード

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